今日八宝菜造りました。(立派な建造物みたいだね。今日僕が土木の仕事をして、一日で何か仮設の中華料理店を建設したかのように見えるよ。だからきっとこう訂正するんだろう創りました、と。おっとこれでは斬新なアイデアに満ちあふれた八宝菜を創ったことになる。どんな八宝菜かと聞かれれば答えに困る。尋ねた人は、きっと林檎と蜂蜜で作った八宝菜とか、レッドペプシで作った八宝菜なんかを期待するんだ。そんな度胸なんて全くない僕にはこんな訂正をしちゃあいけない。正しく作ると訂正させてもらうよ。)
 八宝菜の具には、何を入れればいいのだろう。
 大本命はチンゲンサイ。彼なしでは八宝菜は成立するのは難しい。しかしその彼の故障時の出場機会を待っているのが白菜。冬の野菜の帝王のような彼が控えに入っているのは奇妙だが料理とはそういう物。