くだらない と言う言葉がある。昔から(百済・ない)とか(管・等・ない)とか(苦堕・らない)とか色々と考えてきた。(最後のはいい線ついていると思う。大方、みているもの、聞いているものをくだらないと感じているときは、こんな気分だ。)
 でだ、ぶつくさ歩いていると突如として<くだらない→くだらある>という思考が生まれた。まあ小学生並みの事なんだけれど、それを打ち消した後、次に<くだらない→下らない←→上らない←→上る>こんなのが浮かんだ。
 「上らない」からくるのは、「話題に上らない」と言ったような文章になる。そしてそれを「上る」にかえると「話題に上る」になる。
 ほうらこれで下らないの語源がわかったわけだ。たぶんお互いに位置を決めて意味通り配置すれば、きれいな四角形(もちろん四隅が九十度の)ができるだろう。
 だから話題に「上る」ことは「下らない」ことだと言うことにもなる。ただ惜しむらくは現代語には「下る」が残っていないことだ。残っていればわかりやすかったものを。
 なんてことが一番下らない。と、書いてまとめとしよう。