小さい幸せ

駅ビルの中華惣菜の閉店間際に滑り込んだ。

適当に二つ買い、清算をする。
すると、店長らしき男が「兄さんこれサービスや」と餃子を一つくれた。

とても小さくとも幸せな気持ちになったけれど、なぜ、中華なのに関西弁なのか。
なぜ、横浜中華街の看板を立てているのに、関西弁なのか。

疑問を二つ抱えて家路に付く。

ちなみにその時抱えていたスーパーの袋には、「お得用餃子を30個入り」が入っていた。

written by iHatenaSync