「を」に関して。

数日前に、youtube(もう使えなくなったらしい。月日は経るもの)
数日前に、youtubeを使って外人さんが英語字幕を入れた動画をバッサリ落としていた。
そこでの字幕は変わったもので、和文、ローマ字、英訳の三つが表示される。
その動画内では、「を」をローマ字で「wo」ではなく「o」と表記されている。
確かに現代では「を」を正しく発音することはないし(もちろん「は」も正しく発音されない)
確かに現代では「を」を正しく発音することはないし、発声上では「お」で大差ないのだが、<<君お見ている>>という、例文は脳味噌の皺を一本の線につないでしまいそうになる。
しかし「を」や「は」が一対一に対応しないまま残るという過渡期的なものが、通り過ぎてしまいそうな気がし、古惚け爺さんの気持ちになってしまうのだ。